【2025年版】スーパーGT車両一覧を徹底解説!GT500・GT300の違いから注目マシンまで

「うわ、このクルマかっこいい!」「隣のクルマと形が全然違うけど、どっちが速いの?」
サーキットで、あるいはテレビの前で、スーパーGTのレースを見て胸を躍らせたあなたは、きっとそう思ったはずです。色とりどりのマシンが轟音を立てて駆け抜ける姿は、まさに圧巻の一言。しかし、その興奮と同時に、多種多様なマシンが入り乱れる光景に、少し戸惑いを感じたかもしれません。
この記事では、そんなあなたの疑問に、どこよりも詳しく、そして分かりやすくお答えします。この記事を読み終える頃には、2025年シーズンに参戦する全車両のリストだけでなく、なぜマシンごとに形や性能が違うのか、2つのクラスがどのように戦っているのか、そしてどのマシンに注目すればレースがもっと面白くなるのか、そのすべてが理解できるようになっています。2025年シーズンの主役であるマシンたちを1台1台深く知ることで、次のレースが100倍楽しくなることをお約束します。
そもそもスーパーGTってどんなレース?
スーパーGT(SUPER GT)は、1994年に「全日本GT選手権(JGTC)」としてスタートした、日本で最も人気と格式のある自動車レースシリーズです 。年間の総観客動員数が30万人を超えることからも、その熱狂ぶりがうかがえます 。
このレースの最大の特徴であり、最大の魅力となっているのが「混走レース」という形式です 。
スーパーGTには、「GT500」と「GT300」という、速さの異なる2つのクラスが存在します。そして決勝レースでは、この2クラスのマシン、合計40台以上が同時にコースを走り、それぞれのクラスで順位を争うのです 。
これにより、レース中は常にコースの至る所で追い越し(オーバーテイク)が発生します。GT500クラスの速いマシンが、GT300クラスのマシンをいかにスムーズにかわしていくか。GT300クラスのマシンは、GT500クラスに道を譲りながらも、いかにタイムロスを抑えてライバルと戦うか 。この絶え間ない緊張感と予測不可能な展開こそが、スーパーGTを世界でも類を見ないエキサイティングなレースにしているのです。
一目でわかる!GT500とGT300の決定的違い
では、サーキットで輝くマシンたちを見分けるにはどうすればよいのでしょうか?GT500とGT300には、見た目にも性能にも明確な違いがあります。
まず、クラス名の由来ですが、これはもともと各クラスのエンジンの最高出力を基準にしていました。「GT500」は約500馬力、「GT300」は約300馬力を想定していたのです。しかし、技術の進化は著しく、現在ではGT500クラスは550馬力以上、GT300クラスでも500馬力を超えるマシンが存在します 。
初心者の方が最も簡単に見分ける方法は、マシンの「色」に注目することです。
- ヘッドライトカバー:GT500は白か透明、GT300は黄色 。
- ゼッケン(カーナンバー)のベース色:GT500は白地、GT300は黄色地 。
- フロントウィンドウのステッカー(ハチマキ):GT500は白、GT300は黄色 。
- ドライバー識別灯:GT500は白色の文字、GT300は青色の文字で表示される 。

これらのポイントを知っておけば、目の前を駆け抜けるマシンがどちらのクラスか一瞬で判断できます。
さらに、マシンの成り立ちにも根本的な違いがあります。GT500クラスは、メーカーが威信をかけて開発する、市販車の面影を残した純粋なレーシングカー(プロトタイプカー)です。一方、GT300クラスは、市販されているスポーツカーをベースに改造したマシンや、世界中のレースで使われる市販レーシングカーが参戦する、多種多様なクラスとなっています 。
特徴 | GT500クラス | GT300クラス |
最高出力の目安 | 550馬力以上 | 300馬力~550馬力以上と様々 |
シャシー(車体骨格) | 全車共通のカーボン製専用品 | 市販車ベース、またはFIA-GT3規定の専用品 |
開発思想 | メーカー主導のプロトタイプ開発競争 | チーム主導の改造競争と市販レーサーの戦い |
主な識別点 | ゼッケンベースが「白」 | ゼッケンベースが「黄色」 |
レースでの役割 | 総合優勝を争う主役 | クラス優勝を争いながら、GT500の進路にも影響を与える |
【GT500クラス】国内最速の座を争う3大メーカーの威信
GT500クラスは、日本の自動車産業を代表するトヨタ、ホンダ、日産の3大メーカーが、まさに技術の粋を集めて激突する、スーパーGTの最高峰クラスです 。
このクラスのマシンは、見た目は市販車に似ていますが、中身は全くの別物。「クラス1」と呼ばれる車両規定で、骨格となるカーボン製モノコックやトランスミッションなどの主要部品は共通化されています 。エンジンも、排気量2000ccの直列4気筒直噴ターボエンジン「NRE(ニッポン・レース・エンジン)」という共通規格が採用されています 。
これにより、特定のメーカーだけが突出して有利になることを防ぎ、空力デザインやエンジンチューニング、レース戦略といった、純粋な技術力とチーム力で勝敗が決まる、非常に高度な戦いが繰り広げられます。
2025年シーズンは、マシンの大幅な空力開発が凍結されているため 、革命的なニューマシンは登場しません。その代わり、各メーカーはこれまで蓄積してきたデータを基に、マシンの熟成と信頼性向上に全力を注いでいます。これは、わずかなセッティングの違いや一瞬の戦略ミスが勝敗を分ける、より緊迫したシーズンの到来を意味します。まさに、チームとドライバーの総合力が試される一年となるでしょう。
TOYOTA 王者GR Supra GT500の強さと2025年の展望

現在のGT500クラスにおいて、絶対的なベンチマークとなっているのがTOYOTA GAZOO Racingの「GR Supra GT500」です。2020年のデビュー以来、2024年シーズンを含め複数のチャンピオンを獲得しており、その強さは誰もが認めるところです 。
GR Supraの強みは、特定のサーキットに偏らないオールラウンドな速さと、ドライバーが扱いやすいとされる優れたバランスにあります 。2025年シーズンは、スーパーGT史上初となる同一車種による3連覇という偉業を目指しており 、他メーカーにとって最も手強いライバルであることは間違いありません。最低車両重量1020kg以上、エンジンは「RI4AG」を搭載し、王者の走りでシリーズを牽引します 。
Honda 2年目の進化が問われるCIVIC TYPE R-GT

長年活躍したNSX-GTに代わり、2024年にデビューしたのがHondaの「CIVIC TYPE R-GT」です 。市販車では前輪駆動(FF)のシビックですが、GT500では規定に合わせて後輪駆動(FR)化されています。
参戦初年度はマシンのポテンシャルを探りながらのシーズンでしたが、2年目を迎える2025年は、まさにその真価が問われる年となります。1年間の実戦で得た豊富なデータを基に、マシンの熟成を進め、セットアップを最適化することで、秘められた速さを完全に引き出すことが目標です 。5台という盤石の体制で参戦し 、2025年GT500クラス唯一のルーキードライバーを擁するなど 、タイトル獲得への強い意気込みが感じられます。
NISSAN 王座奪還を狙うZ NISMO GT500の改良点

王座奪還に燃えるNISSAN/NISMO陣営の「Nissan Z NISMO GT500」。開発凍結下においても、勝利のために細部にわたる執念の改良が施されています。
2025年モデルのアップデートは、まさに熟成の戦いを象徴するものです。地道な軽量化による重量バランスの最適化、そして灼熱のマレーシア・セパン戦を見据えたステアリングシステムの改善など、ドライバーがより快適に、より速く走るための改良が加えられました 。
特に注目すべきはエンジンです。カーボンニュートラル燃料への適合をさらに進め、低中速コーナーからの脱出で重要となるトルクと、スロットル操作に対する応答性を向上させています 。これらの細やかな改良を武器に、ライバル2社に挑みます。
【GT300クラス】個性派ぞろい!世界の名車が競うもう一つの戦場
GT500クラスがメーカーの威信をかけた戦いなら、GT300クラスは多種多様なマシンと個性豊かなチームがしのぎを削るもう一つの戦場です。2025年シーズンは14車種以上ものマシンがエントリーし 、その光景はまさに「GTカーの世界選手権」と呼ぶにふさわしいものです。
これだけ根本的に異なるマシンが公正に競える秘密は、「BoP(Balance of Performance=性能調整)」というルールにあります 。レース主催者が、車種ごとに車両重量を増減させたり、エンジンへの空気流入量を制限したりすることで、各マシンの戦闘力を均一化しているのです。これにより、毎戦のように優勝候補が入れ替わる、予測不能なレースが生まれます。
GT300を理解する3つの車両規定
GT300クラスの面白さを深く理解するためには、マシンが作られる基準となる「3つの車両規定」を知ることが不可欠です。この規定の違いが、各マシンの得意・不得意を生み出し、レース展開に大きな影響を与えます。その核心は、「空力(コーナリング)重視」か「パワー(ストレート)重視」かという設計思想の戦いです。
1. JAF-GT (旧GT300): 「改造の妙」が生むコーナリングマシン
スーパーGT独自の国内規定で、市販車の骨格を使いながらも、非常に幅広い改造が認められているのが「JAF-GT」車両です 。
強み
ボディ形状の自由度が高いため、強力なダウンフォース(車体を地面に押さえつける力)を発生させることができます。車体も軽量で、コーナリングスピードはGT300クラス随一。タイヤにも優しく、テクニカルなサーキットで強さを発揮します 。
弱み
エンジンパワーはFIA-GT3車両に劣るため、長いストレートでは不利になる傾向があります 。
代表車種
SUBARU BRZ GT300, apr LC500h GT, TOYOTA GR86 GT

2. FIA-GT3 世界基準の「市販レーサー」
フェラーリやメルセデスAMGといった自動車メーカーが、レースに参戦するチーム(カスタマー)向けに製造・販売している世界共通規格のレース専用車両です 。チームは基本的に完成されたマシンを購入してレースに臨みます。
強み
大排気量エンジンによる圧倒的なパワーと、それによるストレートスピードが最大の武器。世界中のレースで実績があり、信頼性も高いのが特徴です 。
弱み
車重が重く、改造範囲が厳しく制限されているため、JAF-GT車両ほどのコーナリング性能はありません。タイヤへの負担も大きくなる傾向があります 。
代表車種
Mercedes-AMG GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracan GT3 EVO2, NISSAN GT-R NISMO GT3

3. マザーシャシー (Mother Chassis / MC): 「独自性」と「コスト」を両立
レースへの参戦コストを抑えつつ、チームの独自性を発揮できるようにと、スーパーGTの運営団体(GTA)が企画したユニークな規定です 。GTAが供給する共通のシャシーとエンジン(4.5リッターV8)に、チームが独自にデザインしたボディを被せてマシンを製作します 。
特徴
JAF-GT車両に近い特性を持ちながら、パワートレインが共通化されているため、コストを抑えてオリジナリティあふれるマシンを作ることができます。
代表車種
TEAM MACHが走らせる「マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号」

2025年注目すべきGT300マシンはこれだ!
多士済々のGT300クラスの中でも、2025年に特に注目したいマシンをいくつかご紹介します。
完全なる新星 SUBARU BRZ GT300
2025年、最大の注目株は間違いなくこのマシンです。61号車のSUBARU BRZ GT300は、なんと「4年ぶりの完全ニューマシン」。フレームからすべてを新設計するという、JAF-GT規定ならではの大規模なアップデートを敢行しました 。悲願のシリーズチャンピオン獲得に向けたスバルの本気度が伝わってきます。

華麗なるイタリアン Ferrari & Lamborghini
サーキットの華ともいえるイタリアのスーパーカー、「Ferrari 296 GT3」と「Lamborghini Huracan GT3 EVO2」。その美しいフォルムと甲高いエキゾーストノートは、多くのファンを魅了します。FIA-GT3規定のパワーを武器に、今年も上位争いを繰り広げるでしょう 。

ドイツの常勝軍団 Mercedes-AMG GT3
GT300クラスで最も多くのチームが採用するのが、この「Mercedes-AMG GT3」です。その人気は、マシンの速さと信頼性の高さを証明しています。2025年も複数台がエントリーしており、クラスの勢力図を占う上で欠かせない存在です 。

不滅の伝説 NISSAN GT-R NISMO GT3
日本のモータースポーツシーンを象徴する「GT-R」。その名を冠したGT3マシンも、長年にわたりGT300クラスで活躍を続けています。KONDO RACINGをはじめとする強豪チームが、そのポテンシャルを最大限に引き出します 。

【2025年版】スーパーGT参戦車両 全チームリスト
それでは、2025年シーズンのスーパーGTを戦う全チームのリストをご紹介します。このリストを保存しておけば、レース観戦がさらに楽しくなること間違いなしです 。
2025 SUPER GT – GT500クラス エントリーリスト
No. | チーム | 車両 | ドライバー | タイヤ |
3 | NISMO | Niterra MOTUL Z | 佐々木 大樹 / 三宅 淳詞 | BS |
8 | ARTA | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 | 野尻 智紀 / 松下 信治 | BS |
12 | TEAM IMPUL | TRS IMPUL with SDG Z | 平峰 一貴 / ベルトラン・バゲット | BS |
14 | TGR TEAM ENEOS ROOKIE | ENEOS X PRIME GR Supra | 大嶋 和也 / 福住 仁嶺 | BS |
16 | ARTA | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 | 大津 弘樹 / 佐藤 蓮 | BS |
17 | Astemo REAL RACING | Astemo CIVIC TYPE R-GT | 塚越 広大 / 太田 格之進 | BS |
19 | TGR TEAM WedsSport BANDOH | WedsSport ADVAN GR Supra | 国本 雄資 / 阪口 晴南 | YH |
23 | NISMO | MOTUL AUTECH Z | 千代 勝正 / 高星 明誠 | BS |
24 | KONDO RACING | リアライズコーポレーション ADVAN Z | 松田 次生 / 名取 鉄平 | YH |
36 | TGR TEAM au TOM’S | au TOM’S GR Supra | 坪井 翔 / 山下 健太 | BS |
37 | TGR TEAM Deloitte TOM’S | Deloitte TOM’S GR Supra | 笹原 右京 / ジュリアーノ・アレジ | BS |
38 | TGR TEAM KeePer CERUMO | KeePer CERUMO GR Supra | 石浦 宏明 / 大湯 都史樹 | BS |
39 | TGR TEAM SARD | DENSO KOBELCO SARD GR Supra | 関口 雄飛 / 中山 雄一 | BS |
64 | Modulo Nakajima Racing | Modulo CIVIC TYPE R-GT | 伊沢 拓也 / 大草 りき | DL |
100 | TEAM KUNIMITSU | STANLEY CIVIC TYPE R-GT | 山本 尚貴 / 牧野 任祐 | BS |
2025 SUPER GT – GT300クラス エントリーリスト
No. | チーム | 車両 | 車両規定 | ドライバー | タイヤ |
0 | JLOC | VENTENY Lamborghini GT3 | FIA-GT3 | 小暮 卓史 / 元嶋 佑弥 | YH |
2 | HYPER WATER Racing INGING | HYPER WATER INGING GR86 GT | JAF-GT | 堤 優威 / 平良 響 | BS |
4 | GOODSMILE RACING & TeamUKYO | グッドスマイル 初音ミク AMG | FIA-GT3 | 谷口 信輝 / 片岡 龍也 | YH |
5 | TEAM MACH | マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 | MC | 塩津 佑介 / 木村 偉織 | YH |
6 | VELOREX | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI | FIA-GT3 | 片山 義章 / R.メリ・ムンタン | YH |
7 | CARGUY MKS RACING | CARGUY FERRARI 296 GT3 | FIA-GT3 | Z.オサリバン / 小林 利徠斗 | YH |
9 | PACIFIC RACING TEAM | PACIFIC アイドルマスター NAC AMG | FIA-GT3 | 阪口 良平 / 冨林 勇佑 | YH |
11 | GAINER | GAINER TANAX Z | JAF-GT | 富田 竜一郎 / 大木 一輝 | DL |
18 | TEAM UPGARAGE | UPGARAGE AMG GT3 | FIA-GT3 | 小林 崇志 / 野村 勇斗 | YH |
20 | SHADE RACING | シェイドレーシング GR86 GT | JAF-GT | 平中 克幸 / 清水 英志郎 | MI |
22 | R’Qs MOTOR SPORTS | アールキューズ AMG GT3 | FIA-GT3 | 和田 久 / 城内 政樹 | YH |
25 | HOPPY team TSUCHIYA | HOPPY Schatz GR Supra GT | JAF-GT | 松井 孝允 / 佐藤 公哉 | YH |
26 | ANEST IWATA Racing | ANEST IWATA RC F GT3 | FIA-GT3 | I.O.フラガ / 安田 裕信 | YH |
30 | apr | apr GR86 GT | JAF-GT | 永井 宏明 / 織戸 学 | MI |
31 | apr | apr LC500h GT | JAF-GT | O.ラスムッセン / 小山 美姫 | BS |
45 | PONOS RACING | PONOS FERRARI 296 | FIA-GT3 | ケイ・コッツォリーノ / 篠原 拓朗 | DL |
48 | NILZZ Racing | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R | FIA-GT3 | 井田 太陽 / 柴田 優作 | YH |
52 | 埼玉Green Brave | Green Brave GR Supra GT | JAF-GT | 吉田 広樹 / 野中 誠太 | BS |
56 | KONDO RACING | リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R | FIA-GT3 | J.P.デ・オリベイラ / 平手 晃平 | YH |
60 | LM corsa | Syntium LMcorsa LC500 GT | JAF-GT | 吉本 大樹 / 河野 駿佑 | DL |
61 | R&D SPORT | SUBARU BRZ R&D SPORT | JAF-GT | 井口 卓人 / 山内 英輝 | DL |
62 | HELM MOTORSPORTS | HELM MOTORSPORTS GT-R | FIA-GT3 | 平木 湧也 / 平木 玲次 | YH |
65 | K2 R&D LEON RACING | LEON PYRAMID AMG | FIA-GT3 | 蒲生 尚弥 / 菅波 冬悟 | BS |
87 | JLOC | METALIVE S Lamborghini GT3 | FIA-GT3 | 松浦 孝亮 / 坂口 夏月 | YH |
96 | K-tunes Racing | K-tunes RC F GT3 | FIA-GT3 | 新田 守男 / 高木 真一 | DL |
360 | TOMEI SPORTS | RUNUP RIVAUX GT-R | FIA-GT3 | 青木 孝行 / 荒川 麟 | YH |
666 | seven × seven Racing | seven × seven PORSCHE GT3R | FIA-GT3 | 藤波 清斗 / 近藤 翼 | YH |
777 | D’station Racing | D’station Vantage GT3 | FIA-GT3 | 藤井 誠暢 / チャーリー・ファグ | DL |
注:ドライバー、チーム名等は2025年シーズン開幕時点の情報を基にしています 。タイヤメーカー:BS=ブリヂストン, YH=ヨコハマ, DL=ダンロップ, MI=ミシュラン。
まとめ
最後に、この記事の要点をまとめます。
- スーパーGTの最大の魅力は、速さの違うGT500とGT300の混走レースが生み出す予測不能なドラマです。
- GT500はトヨタ・ホンダ・日産の3大メーカーが威信をかける、最先端技術の結晶です。
- GT300は「JAF-GT」「FIA-GT3」「マザーシャシー」という3つの規定が混在する、個性派ぞろいのGTカー世界選手権です。
- 2025年シーズンは、マレーシアでの海外戦が復活し、各車は熟成を重ねて僅差の戦いを繰り広げます 。
2025年のスーパーGTは、ますます目が離せないシーズンになります。この記事を片手に、ぜひお気に入りのマシン、応援したいチームを見つけてください。そして、テレビで、あるいはサーキットで、その走りを追いかけてみてください。あなたのモータースポーツライフが、今日からもっと豊かになることを願っています!
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